あやめ荘の取組み
あやめ荘では、ご入居者の皆さまが健やかに自立した生活ができるように、グループケアを行っております。
グループケアへの取組み
あやめ荘では、グループケアに取り組み、従来型の集団ケアを改め利用者様を1グループ20人の少人数に分け、利用者様と職員のより密接な関係を築けるように取り組んでおります。
グループケアとは?
グループケアとは、従来の施設ケアの中心であった集団的ケア環境を小規模単位による生活環境に改善し、いくつかの居室や食堂などの共有スペースをひとつの生活単位として整備し、家庭的環境の中で少人数ごとに生活していただくものです。
生活環境を整備すると共にそれまでの流れ作業的ケアから生活を共にするケアを目的として、人間として生きる価値を意識して意欲が表れたり、利用者様が言いたいことやニーズが聞ける関係性を構築し、より個人を尊重したケアの効果が期待されます。
自立支援ケアへの取組み
あやめ荘では、ご入居者の皆さまが健やかに自立した生活ができるように、
全施設をあげて、「おむつゼロ」自立支援ケアに積極的に取り組んでおります。
1.水分の摂取
高齢者の体の半分は水でできています。水は生きるために欠かすことのできないものです。
では、その大切な水分が不足するとどうなるのでしょう? 実は、体から1%水分が少なくなるだけで眠くなったり、イライラしたりしてしまいます。もちろん、お通じも悪くなってしまいます。
あやめ荘では水分補給を重要と考えケアしています。
2.栄養はしっかり
私たちの体は、栄養を摂ることにより活動エネルギーが賄われています。それは年齢を重ねても同じです。また高齢だからこそ栄養の質・量にも配慮が必要です。
食事は口から、しっかりと噛んで食べられるようにペースト食でなく常食を目指します。食物繊維も摂り、快いお通じ習慣へと導きます。
3.心身の快適には欠かせないトイレ習慣
トイレに行くことは健康的な生活リズムを整えるための大切な身体活動です。
食後にトイレに座って自力で用が足せるように、私たちは「おむつゼロ」ケアの活動に力を入れております。安心パンツやパッド等へと、できるかぎり健康的に生理学にかなった排泄ケアを目指しております。
4.歩くことで健康に
私たちは、なぜ寝たきりにならないのでしょう。それは毎日歩いているからです。水分と栄養をしっかり摂り、毎日歩くことが健康的な生活をつくります。また、歩くことで胃と大腸が活発に動き快便にもつながります。イキイキとした生活の実現に向けて、歩くためのケアも怠りません。
施設概要
経営主体 | 社会福祉法人 至福会 |
---|---|
名称 | 特別養護老人ホーム あやめ荘 |
定員 | 入所70名 短期入所10名 |